東京都首都高速道路中央環状線SJ22工区富ヶ谷出入口トンネル工事
で、平成18年に施工した事例です。
対象地盤は、新宿側がN値50以上の東京礫層(Tog)であり、大橋側が微〜細砂を不規則に混入または互層状に挟んでいる (Toc)と粒子が不均一な砂質土 の(Tos) であり、一部には(Tog) (Tos) の互層になっている場所もある土質です。
本施工は、延長約160mの双設したシールドトンネル間を拡幅して接続する工事で、非開削工法にて施工するために先受け工法として、到達立坑を必要としないシャトル工法で施工しました。
また、推進路線上には、障害物としてPC杭、鋼矢板、H鋼杭があり、これを撤去し、撤去後再推進を行い所定の到達位置から掘進機を引戻し回収する工事です。